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映画『ジョーカー』 感想 ありふれた不幸

先に注意しておきたいが、自分は今回の映画が話題になっているから見ただけで、バットマンシリーズにも、アメリカ映画にも詳しくない

語る視点も日本からのものが多い。感想の最後に、この映画を理解するために読んだ感想サイトのリンクを張らせていただくので、もっと詳しいことを知りたい人はそちらだけ見てもらっても構わない。

 

ネタバレなし感想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 まず個人的な感想をば

「刺さる人には、今更こんな映画がなぜこんなに議論になるんだ?と思い、ある意味刺さってほしい人(?)には刺さらないだろう」

と思いました。

 

 というのもこの話、ある少し変わった善良な男が、いろいろ不幸な目にあってジョーカーになるって話なわけですが、そこに悪の運命はありませせん。それこそ日本でもそこかしこに転がっているだろう不幸が重なり、たまたま彼はジョーカーに祭り上げられたっといったのが私の感じた感想。

 

 私はジョーカーというのは悪のカリスマと聞いていたので、善良な人が悪のカリスマになるのは、大きな運命が必要だろうと考えていたわけですね。

 この祭り上げられ方、ある見方をすれば、あなたもジョーカーに祭り上げられる、ジョーカーになれるというメッセージとも取れると思ったのですが、日本にはこういう祭り上げられ方をするインターネット空間ありますよね。

 

 そうTwitterです。

 まぁ、Twitterの中だけで見てると、あーゆう祭り上げられ方だと、より先鋭化した暴徒とうまく折り合えを付けられずに、結局ジョーカーはシンボルかもしれないが実権は何もない男になるのじゃないのかなぁ

というのが私の感想でした。

 

 今現在、現実の不幸に心を痛めている人には、何をいまさら、って感じる気がしますし

 これを見て心を一時的に痛める人はニュースをあんま見てないのかなぁ、って思います。でもいいです、他人の不幸に心を痛めている暇があったら、自分の人生の幸福をめいいっぱい抱きしめるほうが、人間として正しく、幸せだと私は思います。

 胸糞悪い映画のことなんか忘れましょう

 総評として割とよくある不幸じゃね?なぜこんなに話題に。。。という気が若干したという感じです。

 

以下若干ネタバレありの感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このような事に心痛めてる人にとっては何をいまさら、って感じるありふれたステレオタイプ感すらある不幸。社会からの疎外、家族の絆の喪失、支えれくれる特定女性はおらず、彼を心配してくれる友人もいない、そして彼はジョーカーになったと

 

 ここで一つ自分として重要だと思うポイントは、ジョーカーは途中まで、司会者でなく自分を銃で撃つことで幕引きしようとしていたことなんですよね

 

 日本は自殺者が非常に多いので、ジョーカーの心情が理解できる人多いんじゃないかと思います。

 でもなぜか日本のジョーカーは無差別殺人に走って、八つ当たりが多いんですよねぇ、あぁでも京アニはまさしく今回のジョーカーの如くかもしれませんね。。。

 

 皆さんジョーカーにならないように、友達を大事に、できれば彼女作って、可能であれば家族との関係を良好に保ちましょう。

 

以上 ムリ

 

追記。感想に全く参考にしてないけど読んでいて面白かった感想サイトです。

https://www.club-typhoon.com/archives/2019/10/05/joker-film.html#i-4